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一眼レフカメラは写真の楽しさを広げる最強のアイテム!


写真は何かを見て「アッおもしろい!」と感じたら迷わずに撮ってみることだ。初心者だっていい写真は撮れる。なんでもいいから楽しみながら撮ってみることが上達への近道なんです!
写真教室よりも上達が速い!自宅でラクラク上達♪一眼レフカメラ講座

”これだけ解れば初心者だって写真撮影は楽しめる

一眼レフカメラの仕組みをザックリ解説!

一般の一眼レフ
ファインダーでミラーからプリズムを通して実像を見る光学式カメラ。プリズムがある分大きさと重さがあるのが欠点だが,交換レンズなどのアクセサリーは豊富で多様性あり。

ミラーレス一眼レフ
ミラーがなく光をセンサーにあて情報を液晶ファインダーに映し出す電子ファインダー。プリズムがない分小型軽量なのがメリット。ただしバッテリー消耗が早い。
ファインダー視野率
視野率とはファインダーを覗いた時見える範囲と実際に撮影される範囲の違いを表したものです視野率100%のカメラはファインダーで見えた部分全てが撮影されるのに対して,視野95%のカメラは見えた部分より実際には5%程度多く撮影される。写真を始めたころ「撮影の時ファインダーでは見えてなかった物が写り込んでいた」こんな事を経験した方は多くいると思いますが,これが視野率との関係です!
※ここで言う視野率とはあくまでもファインダーの事で,カメラの液晶モニターを見ながら撮影するライブビューの場合、仮にそのカメラのファインダー視野率が100%でなくてもライブビューなら視野率100%での撮影が可能な機種がほとんど。

撮 影 モード

現在の一眼レフカメラはたくさんの撮影機能があるので状況によって使い分けて多様な撮影が楽しめる。下記のモードは基本的なものでカメラによっては他のモードもあります。
  • Aモード(絞り優先)      絞り値が任意でシャッター速度自動(ボケ効果に有効) 
  • Sモード(シャッター優先)   シャッター速度が任意で絞り値自動(動体撮影むき)  
  • Pモード(プログラム)     シャッター速度、絞り値すべて自動(バカチョン撮影) 
  • Mモード(マニュアル)     シャッター速度、絞り値すべて任意(上級の撮影法)  



AF(オートフォーカス)
一眼レフカメラのAF機能はザックリ話すと三種類ですが,他については説明書でご確認下さい。
          AF-S ピント優先モードでピントが合ってからシャッターが切れるので風景写真とか
静止物などの撮影に向いている一般的なモード。
          AF-C シャッター優先モードでシャッターを切るまでピントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動きのある被写体の撮影に適しています。
            M 全ての被写体において自分でピントを合わせるモードでレンズにも切り替えがついていますので「M」の位置に合わせて撮影してください。

被 写 界 深 度
被写界深度とは手前から奥までの「ピント」の合う範囲の事。難しく感じると思いますが実は簡単で,同じ被写体を絞り数値の大きいのと,小さいのを実際に撮ってみてボケ具合を見て下さい。屋外で人物などを撮って背景のボケ具合を見ると解りやすいですよ!


※写真のように絞り値を変えて撮ってみると手前と背景のボケ具合がわかると思います。

フルサイズとAPS-Cサイズの違い
センサーサイズについて簡単に述べます。大きいサイズの方が画質が良いとされていますが
、撮影の目的によって選ぶべきで仕事で大きなデーターが必要ならフルサイズの方が断然よいですが趣味の範囲で写真を楽しむならAPS-Cサイズでまったく問題ありません!因みに画素数が多くてもセンサーサイズが小さければ良い画質は得られませんので注意が必要で例えばスマホのようなカメラ。写真を楽しむならやはり一眼レフカメラでしょう!

画質モードと画像サイズ
画質モードはRAW,TIFF,JPEGとあるが通常はJPEG。RAW,TIFFはファイルが大きいので用途に応じて使うと良い。RAW画像は現像に専用ソフトが必要でソフト使用には多少の慣れが必要だ。画像サイズは一般的にL,M,Sとあるが使用目的により選択したらよい。プリント作製の画質を考慮するとLサイズががオススめ。撮影後の編集作業でトリミングなどあれば画質的にも有利だ!

ISO感度
フイルム使用時によく言われた粒子(デジタルでいうノイズ)。これにはISO感度が関わっています。ISO感度は100が基本で高感度(ISO1600,3200など)になるにつれ全体に粒子が粗いザラザラ感になる。ISO感度はシャッター速度と絞り値との関連もあり感度を上げるとその分速いシャッターを使うことができ,絞り値でも状況に応じて調整が可能になる。

一例として左がISO100で右がISO3200とするとかなり粒子が粗くなります。通常の撮影で画質重視なら低感度(100~400)が良いので撮影目的により決めると良いでしょう!

ISO感度とは,レンズから入ってきた光をカメラ内でどのくらい増幅させるかの指標になります。レンズを通して入る光の量は絞りとシャッター速度で決まり,その量で適正露出になるよう光を増幅させその状況を数字で表しています。ISO感度がオート設定の場合は撮影状況に応じ自動的に感度が決まりますがマニュアル設定も可能。ISO感度は電子的に光を増幅させる機能で光源の少ない暗い場所などの撮影ではシャッター速度を稼ぐことが出来るのです!

現在のデジタル一眼レフカメラは各メーカー機能満載です。ただ撮影に慣れてきたらAモードとMモードを中心に楽しんで欲しいと思います。せっかくの一眼レフカメラを使うならバカチョン写真だけでは勿体ないです。写真を撮るのはカメラではなく「あなた」ですから!

カメラは上級機でなくてもエキサイティングな写真は撮れる。ボディは正常に使えればそれでいい!高級機だからいい写真が撮れるとは限りません!極論を言うとカメラボディは正常に動作さえできればなんでもいい,それよりレンズの画角を重視した方が楽しい!その画角こそが個性の表現で写真の楽しさなので創意工夫で行きましょう
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新たにメモリーカード(新品,中古)を使用するには使用カメラでのフォーマットが必要。なぜフォーマットが必要かといえば,例えば家を建てるとき地面を整地して綺麗にしてから作業を始めるようにカードも同じイメージでフォーマットするのです。まれにですけど撮影した画像の取り込みエラーが出ることがあるそうです。私はエラーの経験はないけれど,新品同様に使い込んだカードも安全の為に時たまフォーマットしてます

デジタル一眼の交換レンズ

フルサイズとAPS-Cサイズの記号
フルサイズとAPS-Cサイズとでは,同じメーカーでも使用レンズが異なります。各メーカそれぞれ記号により分けていますので,代表的なメーカーを記述します。なお各メーカーのフルサイズ用レンズはAPS-Cサイズボディに使用できますが,この場合焦点距離が1.5倍程度で大きくなります。例えばフルサイズレンズで焦点距離が50mmレンズではAPS-Cボディに装着すると75mmとなり,100mmレンズでは150mmと全てのレンズで望遠系の画角になります。ただしAPS-C専用レンズはフルサイズのボディでは使用出来ませんのでお間違いなく!

キャノン    EF    フルサイズ対応レンズ 
  EF-S     APS-C専用レンズ
  EF-M     ミラーレス一眼レフ専用レンズ
  R F   フルサイズミラーレス一眼レフ専用レンズ 

    ニコン    FX    フルサイズ対応レンズ 
  DX     APS-C専用レンズ 
    Z      フルサイズミラーレス一眼レフ専用レンズ
        (レンズに記載なしはFXです。) 

   ソニー    F E   フルサイズEマウントレンズ 
  F   Eマウントレンズ。APS-Cレンズ 

   ペンタ      DA      APS-C専用レンズ
  D-FA    フルサイズ一眼レフ専用レンズ 

   シグマ    DG    フルサイズ対応レンズ 
  DC      APS-C専用レンズ
  DN     ミラーレス一専用レンズ

(その他のメーカーについても、区分されていますので間違いのないよう確認が必要です。)

広角レンズの魅力

写真ファンにとってお気に入り愛機での撮影は本当に楽しい時間。多彩な撮影を楽しむにはレンズ交換の出来る一眼レフ!近距離から遠距離まで撮影範囲が広い。中でも広角系レンズはその切れ味と描写力でダイナミックで迫力ある写真が撮れるとプロの方も絶賛しているレンズなんです!

プロの方が感じている広角レンズの魅力とは?

”これほど個性的で面白いレンズは他にない!

だそうです!

広角レンズで35mmなら画角がチョット狭いけど24mmなら広すぎる。ここに登場するのが28mmで昔からこれを使いこなして一人前と言われている。プロの方も言っているように広角レンズはとてもエキサイティングで面白い世界なんです。ちなみにフルサイズの28mmはAPS-Cサイズでは18mm相当になります。広角レンズはいろんな意味で楽しい世界です。



広角レンズには他のレンズにはない魅力があります。近いものは大きく,遠くのものは小さく写る「パース効果」が得られこれがプロの方も感じる面白さで,ダイナミックでエキサイティングなひとあじ違った写真が撮れる。とにかくマジで面白い世界なんだよね!
標準レンズ
標準レンズ50mmには諸説あるが目で見たときの被写体の大きさが50mm位だと言う説が一般的。だが人それぞれで私的には80mm位が標準と感じているので自分にとって「クセ」のないところかな?それはともかく標準レンズの長所は単焦点レンズで軽量コンパクトで機動性があるのと,F値が明るいのでボケ味を表現する撮影や室内撮影などに力を発揮するのが魅力だ!



接写(マクロ)レンズ
マクロレンズ,等倍から遠景まで撮れる貴重なレンズで等倍とはフィルム上またはセンサー上に被写体と同じ大きさに撮れることを指す。一般的には60mmf2.8か105mmf2.8近辺が多い。シャープだけどソフトな描写とボケの味がとても魅力的で一本は持ってみたいレンズだ。


(マクロレンズ60mmf2.8で撮影)
写真は奥の深い魅力的な世界です。最初はボディ一台とレンズ一本でいろいろ撮ってみるのがいいと思います。そうしているうちに自分に合う被写体が感覚として見えて来るんです!それが解れば使用する機材も見えてくるでしょう!特にレンズの画角は個性の表現にはとても重要な存在です。
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写真は「アッ」と感じた時が撮るタイミング!

被写体はいたるところに転がっている。目について気になるものは迷わずに撮ってみる。写真撮影はそこがスタートで被写体を捉える目がだんだん出来てくる。機材も手に馴染んでくる感じが解り撮影がもっと楽しくなってナイスショットだって生まれる!






写真撮影の楽しさを広げるアクセサリー

撮影の楽しさを広げるフィルター。レンズ保護から特殊撮影まで幅広く使える。楽しい接写撮影用のクローズアップレンズ,反射を取るPLフィルターなどレンズ一本でもフィルターワークを広げることで多彩な撮影が楽しめる。レンズと比較すると安価なので手軽に利用出来るのも嬉しい!
撮影にぜひ用意したいのが三脚だ!せっかくのナイスショットもブレてしまっては無駄になってしまう。三脚はチョット大きくてある程度の重さが合った方がいい。軽くて細い三脚はブレの原因になってしまうので注意が必要。
傑作ができたらプリントしてみよう!
楽しい撮影でナイスショットが出来たら自分でプリントしてみよう!カラーなら色の三原色であるYMC(黄,赤,青)の組み合わせで色彩感がガラッと変わる。黄色を引くと赤色が乗ってきたり,赤色を引くと緑色が乗ってきたりするので,赤くなったり,青くなったりで難しいが面白い世界だ。モノクロ写真なら白から黒までの明暗とコントラストの調整で奥深い写真が楽しめる。

インクには顔料と染料があり,顔料インクはペーパーの表面に付着させるタイプで発色がくっきり出て文字などの印刷物に向いているがもちろん写真にも使える。対して染料インクはペーパーの内部に浸透し鮮やかに発色しますがにじみが出ます。好みですがそのにじみが写真に不可欠である繊細な描写を出す独特の色調効果があるので写真に向いていると思います。
自作プリントは個性的でとても楽しいが,時には外注の銀塩仕上げのプリントも魅力的だ。特に大型プリントは見ているだけで被写体に出会った時の情景が蘇り感動ものだ!
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写真は創造して楽しむ奥の深い世界!

写真の世界もデジタルになってからは楽しみ方が変わった。自分で編集したりプリントして楽しむ事が出来る。機材と撮影に慣れてきたら撮った画像を編集してみよう!
写真の編集はいろいろと出来るが最初は明暗(濃度)とコントラストの調整を施してみると感じが掴める。慣れたら色補正とか選択ツール,ブラシツールなど覚えていくと更に楽しくなります。
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写真撮影はある意味「ハマる!」ほどに難しくなってくる事もあります。知らぬ間にその深い写真沼にハマって行くのです。ただ自分はどんな写真が好きなのか,自分の個性ってどんな世界なのかが解らない時期もあるのも確かだ。
そんな状態になった時に役に立つのがプロ写真家の「写真教室」の存在です。カメラのことから撮影のことまで解らないことを細かく指導してくれます。基本から応用まで納得のいくまで体験できるのであなたにとって最も上達の近道かもしれません!
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モノクロ写真を楽しんでみる!

デジタル一眼レフカメラは簡単な切り替えでモノクロ写真が楽しめる。ニコンの場合はピクチャーコントロールから「モノクロ」を選択するだけでOKだ!他のメーカーも操作は簡単に出来るが解らなければ説明書を参考にするとよい。

カラー写真が全盛の今ひそかに注目を集めているのが「モノクロ写真」だ。カラーのような派手な色彩感はないがシンプルな分とても奥が深い!色彩がないので難しく感じるかもしれないが大丈夫です。モノクロ写真撮影の「コツ」をつかむと魅力的な写真が撮れます。


モノクロ写真は光と影

”モノクロ写真は白と黒(明,暗)のコントラスト。光を上手く捉える事で質感や立体感のある写真が生まれる。ここで言う質感,立体感とは凸凹感、,ザラザラ感などの事で平面の被写体よりは凸凹感、ザラザラ感のある被写体の方がメリハリが出てモノクロ写真に向いている。



”モノクロ写真に欠かせないのがグレーの色調で繊細な雰囲気を表現して魅力ある画像を完成させている!一般的にモノクロ写真は白と黒の表現と思われがちですが,実は多くの部分で中間色のグレー色で成り立っていると言っても過言ではないんです!



”光の強弱、コントラスト,彩度によって画像が変化する。例えば晴天の日の画像と曇天の日の画像を比較してみると「光」光線の存在がいかに重要かが理解できると思います。「太陽光」のような一方向から来る強い光が物体にあたり影を生み、その影が質感,立体感を演出してくれる。


露出補正でメリハリをつける

”撮影テクニックの一つに補正ダイアルで行う「露出補正」がある。明暗の調整でソフトな感じなら明るめに,重厚感を出したければ暗めに。補正の範囲はプラス、マイナス共に0.5位~1程度が基本値ですが,あとは自分のイメージで変えて撮って見るといいでしょう!

カカシ8 カカシ9 カカシ10
(補正量 左より -0.5  適正 +0.5)
※カメラ設定がマニュアルモードの場合は補正ダイアルは使えませんのでシャッター速度か絞り値で調整します。例えば絞り値を半絞りマイナスにすると(絞り数字の大きい方へ)ー0.5となり,プラスにすると(絞り数字の小さい方へ)+0.5となります。これも撮影してみると良く解るのでやってみてください!

写真は個性の表現

写真は好きな物を,好きな時に,好きなように撮って楽しむのが自分にとって一番だ!



こんな写真なにが面白いの?と思う人がいるかも知れないが本人はマジ本気だ!



写真は他人の意見はともかくとして,自分の感性と個性を表現できたら最高!



とにかく楽しく撮ってみよう!
”デジタル一眼レフとモノクロ写真などについて簡単に解説しました。これだけザックリ覚えたら後は実践あるのみでいろんな被写体を好きなように撮ってみる。またアクセサリーを使って撮影の幅をグーンと広げてみると写真ライフがもっと楽しくなります。そして被写体の捉え方が身につけばカラー,モノクロ問わず様々な撮影に応用できあなたの腕前も上達するのは間違いありません!

=ここからは写真屋おやじのひとり言です=
”写真撮影に関してはいろんな意見があるけど最初は難しく考えないで気軽にかまえて撮った方が絶対に楽しい。何かを見て「アッ」と感じたものを好きなように撮ってみることで自分の個性や感性に気がつくことだってある。とにかくいろんな物を楽しく撮影してみよう!


”撮影にあったら便利なものに「脚立」がある。高さ的には50cm位のでホームセンターなどで売っている安いので充分に役に立つ。50cmとはいえ実際に上がって見ると視界がかなり違って見えるんだ!同じ被写体でもアングルが変わると写真も変わるのでやってみる価値はある。

”デジタルカメラはフィルムカメラと違いカードにはかなりの枚数が撮れる。中にはミスショットも出るが明らかなミスショット以外はその場で削除しない方が良い!後でよく見ると中には意外にナイスなショットもあるからだ。編集は帰ってからじっくりとやればいいんだよね。

”暑い日中は写欲も薄れてしまう。面白い光を捉えるには早朝か黄昏時がいい!特に逆光や斜光などで被写体を捉えるとなかなか良いショットが出来る。日中のベタ光線よりはるかに面白い写真が撮れるんだ。それに日中よりは暑くもないので狙い時の時間帯なんだよ!

”写真を撮っていると,この場面はカラーがいいとか、いやモノクロの方がいいとかだんだんと見る目が出来てくる。被写体により向き不向きがあるよね。あとは撮る人の感性によっても変わるんだ。本人がいいと思った画像は他人がどうあれそれが一番。それが個性の表現というものだよ!

”一つの被写体を狙って一度でイメージどうりに撮れたら最高だけど,そう写真は甘くない!その日によっては条件がなかなか揃わないよね。自分の体調もあるし天候の状況だってある。室内なら天候は関係ないが被写体に限りがあるから面白くない!気に入った一枚を撮るのは大変なんだ!


”写真撮影はカメラの仕組みをザックリ覚えたらあとは実践あるのみだ!とにかく最初は何でもいいから撮ることだ!カメラだって使っているうちに手に馴染んでくるしそうなると自分の身体の一部になってスムーズに使いこなせる。こうなったらこっちのもんで,あとは傑作品を撮るだけだ!

”写真は孤独なスポーツと言う人もいるが確かに一人で好きに撮影を楽しむのもいい。でもたまには相棒と一緒に行くのも面白い。同じ被写体を撮ってもアングルが違うんだよ。奴が右を向いていると自分は左を向いて撮っているが,これも個性の違いと感じる時でまた楽しい!

”自分のカメラはニコンで相棒はライバルのキャノンでお互い機材を見ながら何かを考えている。奴はこんなレンズを使っているのかと自分は口には出さぬが思っているが,多分奴も同じことを考えているに違いない!互いに機材を見比べるのも楽しみの一つだ!

”先日久しぶりに相棒とあって撮影に出かけ帰宅してからお互いの作品を見比べた。相変わらず同じ場所に行ったにも関わらず視点が違う。これがまた面白いのだが当然に意見も違いたまには言い争いになるのだが,これがまた楽しい時間なんだ!いい年をしたオヤジどうしだが。

”一眼レフはボディの性能もそうだが自分と相棒はレンズにこだわっている。ここはお互いに同じ感じだ。自分は最初からニッコールレンズを使っている。「EDニッコールレンズ」だ。ニコンのレンズは昔から描写がシャープだと言われているが自分もそこに魅力を感じている。


”キャノン党の相棒はもちろんキャノンの「L レンズ」が気に入っているようだ。確かにLレンズの特性であるソフトな描写はとても美しくて魅力的で自分も嫌いではない!一度キャノンLレンズの85mF1.2のレンズを借りて撮ったことがあるが,さすがは「L レンズ」と感激したことがある。

”モノクロ写真も面白い!白と黒そしてグレー色が織りなす描写には心が踊る。光と影を上手く捉えて出来た傑作には相棒と二人で乾杯だ!こんな時は相棒との境目はまったくなくなる。二人とも素直に喜んで美味しい酒を酌み交わすんだ。なんか子供じみているがこんな時間もあっていい!

”自分も相棒もそうだけど,写真撮影は基本をザックリ覚えたらあとは実践でまずは機材に慣れる事だ。それまでは形式にとらわれず撮りまくったらいいよね!自分も若いころに先輩から「どうせ解らないんだから,何でもいいからとにかく撮れ!」とよく言われたがそれが正解だった。

”三脚について私見を話すと国産でも良い物がたくさんあるが,外国製で使ったのがハスキーとリンホフでパン棒と雲台などの締め付けがとにかく良かった!値段は高かったがその分価値はある。35mmでも望遠系を使うなら三脚は考慮するべきで重さもある程度あった方がいい。

”雲台について言えばやはりパン棒付きタイプがいい。自由雲台も確かに自由に動いて軽くていいいのだけど安定性と操作性を考えるとイマイチだ。機材にもよるが一眼レフカメラなら縦位置など考えると操作からパン棒付きをオススメする。あと重さもある程度必要だ!


”交換レンズは高いのでそうそう買えない。そんな時に便利なのがフィルター。PLフィルターとかクローズアップレンズなどは重宝する。フィルターを使いこなすと撮影の幅が広がって楽しみが広がる。PLは反射を取ってクリアな画像になるし,クローズアップは接写撮影が楽しめる。

”写真撮影はレンズワークとフットワークが楽しい!撮影をはじめるとレンズの画角によっては近寄ったり離れたり,時には登ったり走ったりで結構体力を使う孤独なスポーツだ。けれども一枚でもお気に入りのナイスショットが撮れていれば疲れも忘れてしまうんだよ!

”好みもあるが自分は写真を撮ってやっぱり面白いのは広角レンズだ。広範囲に撮るのもいいが,それより接近戦がいい!被写体に近づいたらさらにもう一歩近づいて撮ると本当に楽しくてエキサイティングな写真が撮れるんだよ。これは広角レンズのパース効果の世界でマジで面白い!

”相棒とよく話すんだけど,仕事は別にして趣味の写真撮影は他人の為ではなく自分の楽しみで撮るんだから好きな物を,好きな時に,好きなように撮って楽しむのが基本だよ!参考意見は聞くけど他人に迷惑をかけない限り誰がなんと言おうが自分が楽しければそれでいいんだ。

”趣味の世界ってある意味孤独な面があるよね。写真の世界もたまに相棒と連れ立つのもいいが一人行動の方がいいと自分では思っている。かっこよく言えば「孤独を楽しむ」ってことかな?世の中何かとしがらみの多い世界で,特に仕事がらみの人間関係は面倒くさい!


”仕事を離れての撮影は本当に楽しい!好きなものを,好きな時に,好きなように撮れるからだ。こんな自由な時間は仕事中ではなかなか持てない。だからたまの休みの日には時間が勿体ないので早く起きて行動する。これは相棒も同じでお互いにニワトリみたいだなと笑っているんだ!

”いい写真が撮りたいと力んだところで,そうそうお気に入りの写真は撮れない。そもそも自分はどんな写真がいいのかも解らない時期だってある。だから何かを見て「アッ」と感じた時に撮るのがいいんだよ!後で編集して見て「これはいい!」と感じるショットがあったらそれが個性だ。

”撮影機材は価格が高い!デジタルになってから特に感じる。撮っているうちによりいい物が欲しくなるのが人情で誰もが感じることだ。ボディはともかくレンズは安くて暗いレンズから明るくて大口径の物が欲しくなるんだよね!明るいぶんチャンスに強くなるのは事実。

”だからと言って明るいレンズは値段が高いので購入するのも簡単ではない。そこで登場するのが「中古品」だ。自分もレンズは中古品でずいぶんお世話になった。中古品と言っても今ならジャンク品を除けば粗悪品はないよ!ただし購入は信頼のおける専門店にしたほうがいい。
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”中古と言っても専門店の品なら間違いない!自分も何度も利用しているので商品に関しては保証出来る。中には保証書付きのものだってあるんだ。それに万が一の時には返品だってできるのでなお安心だ。今まで中古機材購入でのトラブルは一度もないのでオススメ!


”若いときはいい写真を撮るにはそれなりの機材が必要になると考えていたけどそれは違っていた。昔のカメラはシャッターと絞りしかなく押せば写る今のカメラとは違って工夫が必要だった。失敗したら悔しいし,成功したら嬉しい!写真ってそんな世界でハマる価値はある。

”写真は表現力で趣味の写真ならともかく社会に認められる写真を求めるなら画像を通して作者は何を表現したいのか,何を訴えたいのか,そして自分を含め観た人にその真意が伝わるような画像が表現できているかが問われる。もしもそんな写真が撮れたならこれ以上の幸福は事はない!

”写真なんて自己満足の世界なんだと若い頃はそう考えていたが年齢を積んでくると少し感覚が変化する。確かにある一面は自己主張の表現ではあるが,それ以外に世の中に訴えたいことが心の中にある。その気持ちを写真を通して表現できたら,それは自分にとって素晴らしい出来事だよね。

”日本にはたくさんのカメラメーカーがあるが,長年にわたり店頭でカメラ修理の依頼を受けた中で一番少なかったのが「ニコン」だった。自分はそれでニコン党になったのだが,キャノンをはじめペンタやミノルタなど他のメーカーも素晴らし機種がたくさんあるから存分に楽しめる。

”キャノンのFDとかLレンズ,ミノルタのロッコール,オリンパスのズイコー,ペンタックスのタクマーなど優秀なレンズがたくさんあるのでそれぞれの発色が楽しめる。日本にはこんなにたくさんの優秀なメーカーがあるので写真マニアにとっては幸せだ!


”本当にあった話だけどニコンのカメラ(昔のマニュアル機)を買ってくれたお客さんがひと月くらいした時にシャッターが故障したと言って持ってきたんだ。怒り狂って店のカウンターにゴンゴンとぶつけた!そしたら急になおって普通に切れるようになったんだよね。これには驚きだ!

”昔のマニュアル機ってよく解らないが結構こんなことがあったんだけど,デジタルカメラも訳の解らないトラブルがある。急に作動しなくなってバッテリー外したり,レンズ外したりすると直る事があるんだけどカメラに限らず今の電化製品も訳の分からない故障があるよね!

”これも経験から言える事だけど,もしそんなトラブルに遭遇したらまず第一に電源offにしてバッテリーを外したり,レンズを外したりして5分くらい放置。そして改めてセットして電源onにすると普通に作動する事もあるんだ。修理の依頼をする前にやってみるといいよ!

”写真撮影に関してはいろんな情報があるけど,はっきり言って数多く撮ってる人には叶わない。何でもそうだが経験がとても重要でそれが全てなんだよ!写真撮影もたくさんの経験が感性を生み個性を引き出す。とにかく時間とやる気があるなら何でもいいから撮りまくることだ!

”テレビドラマではないが相棒って本当に大事な存在と思う。時には居ないと寂しさもあり,一緒の時間が多いと煩わしい事もある。この辺の兼ね合いが難しいが実際に居なければそれはそれで寂しい事になってしまうから困ったものだ。でもだから「相棒」なんだよね!


”写真とはまったく関係ないが近ごろ頻繁に発生してる強盗事件を見ていると,自己防衛の大事さを強く感じる。武芸に達者な人はいいが,自分のように無芸な人間ならせめて万が一の防御のために必要な器具くらいは用意してたほうが安心だよね!万が一のための護身用器具

”写真を撮るうえで一番避けたいのは「ブレ」だ。どんなにいい場面を撮ってもブレてしまっては絵にならない!手持ちにしても三脚撮影にしてもとにかくブレが最大の敵になる。特に初心者のかたはブレないよう注意が必要だ!

”ブレを防ぐに一番に有効なのがシャッター速度だ!状況にもよるが出来るだけ高速シャッターでの撮影が望まれる。ただ光源が少ない暗い場所での撮影は高速シャッターは使えなくなるので,そんな時はフラッシュ使用とか絞り値,ISO感度の組み合わせの工夫をしてみることだ!

”「ブレ」と言っても手ブレと被写体ブレある。今のカメラ機材にはボディにもレンズにもブレ防止機能が付いているので安心かもしれないが,それでもシャッターが低速になると「手ぶれ」することがあるのでやはりそれをカバーするには「慣れる」ことが必要だ!

”通常は初心者でもシャッター速度が200/1以上なら手ブレの心配はないが,例えば車のような速い動きのある被写体では200/1でもブレることがあるが,それが「被写体ブレ」で高速で走る車は流れて写ってしまうのでシャッター速度を上げて撮影することになる。


”ミスショットは誰にでもあるが「ブレ」だけは頂けない!デジタル処理でもブレだけはどんな優秀なソフトを使っても救いようがないので,ピンボケとブレは写真撮影としては致命的なミスだ!構図が悪ければ場面よっては撮り直しも出来るがブレボケはどうしょうもないんだ!

”百聞は一見に如かずとは良くいったもので,撮影に関してもまずは撮ってみることだ!撮ってみたら全てが納得出来ると思いますよ!理屈だけ解っても実際に撮ってみないと解らないのが写真撮影の世界なんだよね。とくに初心者の方には数多く撮ってほしいと思います!

”一眼レフカメラの写真撮影!ほんとうに奥が深くて魅力的な世界だ。自分も長らく写真の世界で生きてきたけど「これが写真だ!」と結論を得たことはない。ただ経験から言えることはとにかく「撮ってみる」事にに尽きる気がする!撮らない限り答えが見つからないんだよね!

”一眼レフカメラで撮影するとき最初に理解するのが「シャッター速度・絞り値・ISO感度」の関係。フルオートでの撮影の場合(いわゆるバカチョン)はただシャッターを切れば写真は撮れる。その場に応じてカメラが勝手に綺麗な写真が撮れるようにしてくれる。

”でもそれでは面白味がないでしょう!前述したけどせめて「A」モードで撮影してもらいたいよね。そして「M」モードもチャレンジして欲しい!そうでないと一眼レフカメラが泣いてしまう。一眼レフカメラは写真撮影において最強のアイテムだからそこを解ってほしいんだ!


”写真屋としてはあまり適切な解説ではないかもしれないけど,実際問題で撮ってみないと解らない部分がたくさんあると思いますよ!「失敗は成功のもと」との言葉ではないが,失敗しながら上手くなる!何でもそうだが写真の世界もそうであるのは間違いない!


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