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初心者だって楽しめる!デジタル一眼をかんたん解説



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写真撮影を楽しむならやっぱり一眼レフがいいよね。レンズ交換で近距離から遠距離まで対応できるのが一眼レフカメラの魅力だ。そんなわけでここでは一眼レフカメラについてザックリと解説。とにかく難しく構えないで気軽にいきましょう。それが写真撮影が上達する近道なんです!

デジタル一眼の撮影はこれだけ解れば楽しめる!

・一般の一眼レフ

ファインダーでミラーからプリズムを通して実像を見る光学式カメラプリズムがあるので多少の大きさと重さはあるが交換レンズなどのアクセサリーは豊富で写真を楽しむには最強の相棒だ!。

ミラーレス一眼

ミラーがなく光をセンサーにあて情報を液晶ファインダーに映し出す電子ファインダープリズムがない分小型軽量なのがメリット。ただしバッテリー消耗が早いのが気になるところだ。

一眼レフカメラの仕組みをかんたんに解説

・ファインダー視野率

視野率とはファインダーを覗いた時に見える範囲と実際に撮影される範囲の違いを表したもの視野率100%のカメラはファインダーで見えた部分全てが撮影されるのに対して,例えば視野95%のカメラは見えていた部分より実際には5%程度多く撮影される。

写真を始めたころ撮影のときファインダーでは見えていなかった物が写り込んでいた!こんな事を経験した方は多くいると思いますがこれが視野率との関係になります。一般に言われている上級機はほとんどの機種が視野率100%になっています

ここで言う視野率とはあくまでもファインダーの事で,ライブビュー撮影の場合はほぼ視野率100%。

・撮 影 モード

写真撮影において基本となるのがシャッタースピードと絞り値の組み合わせです。この組み合わせにより様々な撮影が楽しめます。ここはしっかりと理解しておきましょう!

・Aモード(絞り優先) 絞り値が任意でシャッター速度が自動(ボケ高価に有効)
・Sモード(シャッター速度優先 シャッター速度が任意で絞り値が自動(動体撮影向き)
・Pモード(プログラム) シャッター速度,絞り値すべて自動(バカチョン撮影)
・Mモード(マニュアル) シャッター速度,絞り値すべて任意(上級の撮影法)


AとSモードの時はシャッターか絞りいずれかがオートなので常に適正露出が得られる。このとき意図的に明るめにしたり,暗めに撮影する場合には後に述べますが露出補正ダイヤルにて補正をかけます。Mモードの場合には補正ダイヤルではなくシャッタースピードか絞り値で調整。

速いシャッタースピードを使いたい時は絞り値を開ける(数字の小さい方)ので被写界深度は浅くピントの合う範囲が狭くなり,絞り値を絞る(数字の大きい方)とその分被写界深度は深くピントの合う範囲が広い。がシャッタースピードが低速になり場合によっては手ブレが生じる。

これがシャッタースピードと絞り値の関係で光量の調整(露出)なんですね!光が多すぎると画像が明るすぎて,少ないと画像が暗くなる。よく言う露出オーバーと露出アンダーの関係。自動設定のA・S・Pモードはいいが,Mモードでは任意で適正露出を探る事になるがこれが面白い!

・被 写 界 深 度

被写界深度とは手前から奥までの「ピント」の合う範囲の事。難しく感じると思いますが実は簡単で,同じ被写体を絞り数値の大きいのと,小さいのを実際に撮ってみてボケ具合を見て下さい。屋外で人物などを撮って手前と背景のボケ具合を見ると解りやすいですよ!



・AF(オートフォーカス)

          AF-S ピント優先モードでピントが合ってからシャッターが切れるので風景写真やスナップ写真など一般的な撮影に適しているモード。
          AF-C シャッター優先モードでシャッターを切るまでピントを合わせ続けるモードで  す。スポーツなど動きのある被写体の撮影に適しているモード。
            M 全ての被写体において自分でピントを合わせるモードでレンズにも切り替え    がついていますので「M」の位置に合わせて撮影してください。

上記モードはニコン一眼レフカメラの表示です。メーカーにより表示に違いがあります。

・フルサイズとAPS-Cサイズの違い

センサーサイズは大きい方が画質が良いとされていますが、撮影の目的によって選ぶべきで例えば業務用ポスター作製などで大きなデーターが必要なときにはフルサイズの方が断然よいですが,趣味の範囲で写真を楽しむならAPS-Cサイズでまったく問題ありません!

因みに画素数が多くてもセンサーサイズが小さければプリントでは良い画質は得られませんので注意が必要で例えばスマホのようなカメラ。写真を楽しむならやはり一眼レフカメラでしょう!

・画質モードと画像サイズ

画質モードは通常はJPEG。RAW,TIFFはファイルが大きいので用途に応じて使うと良い。TIFF画像は通常の処理だがファイルが大きいのでPCメモリーもそれなりの容量が必要。RAW画像は現像に専用ソフトが必要でソフト使用には多少の慣れが必要だ。

画像サイズは一般的にL,M,Sとあるが使用目的により選択したらよい。プリント作製の画質を考慮するとLサイズががオススめ。撮影後の編集作業でトリミングなどあれば画質的にも有利だ!

・I S O 感 度

ISO感度とは一眼レフカメラに搭載しているセンサー(撮像素子)が受ける光に対する感度です。オート設定がありますが100・400・1600などマニュアル設定も出来ます。

感度を高くすると信号が増幅されより明るい露出が得られますが高感度になる分上の写真のようにノイズが出て粗い画像になってしまうので場面により注意が必要になります。
左画像 ISO100 右画像ISO3200(イメージとしてこんな感じになります) 

ISO感度は深く考えてもよく解らないし面倒くさいので最初はオートで使うのが一番だよ!撮影にはまったく問題ないし悪条件のときには勝手にいい方向に調整してくれるんだよね!

現在のデジタル一眼レフカメラは機能満載で誰でも簡単に綺麗な写真が撮れる。だが慣れてきたらPモード以外で工夫して撮ってほしいと思います。せっかく一眼レフカメラを使うならバカチョン写真だけでは勿体ないです。写真を撮るのはカメラではなく「あなた」ですから!

高級機だからいい写真が撮れるとは限りません!極論を言うと一般撮影ではカメラボディは正常に動作さえ出来ればなんでもいいのではないか。それよりレンズの画角を重視した方が楽しい!その画角こそが個性の表現で写真の楽しさなので創意工夫で行きましょう
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・メモリーカード

新たなメモリーカードは使用カメラでフォーマットした方がいいです。なぜフォーマットが必要かといえば,例えば家を建てるとき地面を整地して綺麗にしてから作業を始めるようにカードも同じイメージでフォーマットするのです。稀にですが書き込みエラーが出るらしい!

一眼レフカメラの交換レンズ

・フルサイズとAPS-Cサイズの記号

フルサイズとAPS-Cサイズとでは同じメーカーでも使用レンズが異なる。各メーカそれぞれ記号により分けていますので代表的なメーカーを記述します。なお各メーカーのフルサイズ用レンズはAPS-Cサイズボディに使用できますが,この場合焦点距離が1.5倍程度で大きくなります。

例えばフルサイズレンズで焦点距離が50mmレンズではAPS-Cボディに装着すると75mmとなり,100mmレンズでは150mmと全てのレンズで望遠系の画角になります。ただしAPS-C専用レンズはフルサイズのボディでは使用出来ませんのでお間違いなく!

マウントにより使用出来るものもありますが,画面のケラレなどが出ますので注意してください!

キャノン    EF    フルサイズ対応レンズ 
  EF-S     APS-C専用レンズ
 EF-M     ミラーレス一眼レフ専用レンズ
  R F   フルサイズミラーレス一眼レフ専用レンズ 

    ニコン    FX    フルサイズ対応レンズ 
  DX     APS-C専用レンズ 
    Z      フルサイズミラーレス一眼レフ専用レンズ
        (レンズに記載なしはFXです。) 

   ソニー    F E   フルサイズEマウントレンズ 
  E   Eマウントレンズ。APS-Cレンズ 

   ペンタ      DA      APS-C専用レンズ
  D-FA    フルサイズ一眼レフ専用レンズ 

   シグマ    DG    フルサイズ対応レンズ 
  DC      APS-C専用レンズ
  DN     ミラーレス一専用レンズ

その他のメーカーについても、区分されていますので間違いのないよう確認が必要!

・広角レンズの魅力

写真ファンにとってお気に入り愛機での撮影は本当に楽しい時間。多彩な撮影を楽しむにはレンズ交換の出来る一眼レフ!近距離から遠距離まで撮影範囲が広い。中でも広角系レンズはその切れ味と描写力でダイナミックで迫力ある写真が撮れるとプロの方も絶賛しているレンズだ!

プロの方が感じている広角レンズの魅力とは?

”これほど個性的で面白いレンズは他にない!

だそうです!



広角レンズで35mmなら画角がチョット狭いけど24mmなら広すぎる。ここに登場するのが28mmで昔からこれを使いこなして一人前と言われている。



広角レンズの魅力は近いものは大きく,遠くのものは小さく写る「パース効果」が得られること。これがプロの方も絶賛するダイナミックでエキサイティングな世界なんです!

ちなみにフルサイズの28mmはAPS-Cサイズでは18mm相当になります。広角レンズは個性を発揮するのには最高のレンズでその他にもいろんな意味で楽しい世界です。

・標準レンズ

標準レンズは目で見たときの被写体の大きさが50mm位だと言う説が一般的になっている。標準レンズの長所は単焦点レンズなので軽量でコンパクト。またF値が明るいのでボケ味を表現する撮影,また日中はもちろん早朝や黄昏時などに力を発揮する万能タイプのレンズ。



・接写(マイクロ)レンズ

マイクロレンズとは接写が目的で一般的には60mmf2.8か105mmf2.8近辺が多い。花のアップ写真とか細かい部分を鮮明に撮るなどシャープながらソフトな描写とボケの味がとても魅力的で一本は持ってみたいレンズ。他にも風景など一般の撮影も出来るので広い範囲で活躍する。



・望 遠 レ ン ズ

望遠レンズにある「圧縮効果」圧 縮 効 果とは近景と遠景が重なって見える効果の事です望遠レンズで森林を撮影すると遠景にある山並みがすぐ後ろにあるように写りますがそれが圧縮効果なんです。100mm位の望遠系レンズから効果が得られますよ。


この場合被写界深度が必要になるので,ある程度F値を絞り込む事になります。そのためシャッタースピードが低速になりブレが生じやすくなるので状況により三脚などが必要になります!

交換レンズはズームが主流だが単焦点レンズにも良いところはある。F値の明るさや軽量でコンパクト,そしてズームレンズと比較すると描写がシャープと言われている。ただ便利さで言うとズームレンズにはかなわないし解像力などを見ても以前から比べるとはるかに良くなっている。
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・写真撮影の楽しさを広げるアクセサリー

撮影の楽しさを広げるフィルターはレンズ保護から特殊撮影まで幅広く使える。楽しい接写撮影用のクローズアップレンズ,反射を取るPLフィルターなどレンズ一本でもフィルターワークを広げることで多彩な撮影が楽しめる。レンズと比較すると安価なので手軽に利用出来るのも嬉しい!

PLフィルター使用 クローズアップレンズ使用

・代表的なカラー用フイルター

・プロテクター・UV レンズの保護が目的で他に紫外線カットで自然な発色に近づけるなど
の効果が得られるので是非付けておきたいもの。
・P L(偏光) 室内外に問わず全ての光源の反射除去で画像を鮮明にしてくれる。例えば屋外での花の撮影や窓ガラスの反射の除去などで力を発揮。
・N D 減光フイルターで,一般的にはND-4・ND8があり,ND4は光量を1/4に減光(3絞り分減光)しますので絞り値またはシャッタースピードの調整範囲が広がります。例えばシャッタースピードを表示よりも低速にしたい時などに使用することが出来て楽しめます。
・クローズアップ 接写用のフイルターで倍率も色々あります。マイクロレンズ的な撮影が可能で撮影の幅が広がり楽しさも倍増。ぜひトライしてみて!

・代表的なモノクロ用フイルター

モノクロ用フイルターの使用目的は主にコントラストを上げるのが目的となりますが,使用により露出が変化しますのでMモードの場合は露出補正が必要になります。下記が主なフイルターで黄色,オレンジ,赤色フイルター使用時の露出補正は次のとおりです。
・黄 色  x2 1段
オレンジ色  x4 2段
・赤 色  x8 3段
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カラー用フィルターはモノクロ写真に使用出来ますが,モノクロ用フィルターは一般的なカラー撮影には使用しません!例えば黄色フィルターをカラー撮影に使用すると画像全体が黄色になってしまうからです。ただし特殊効果を演出する撮影の場合には使用することもあります。

・撮影に必要な三脚

早朝や黄昏時などの撮影では低速シャッターになってしまうので三脚が必要!せっかくのナイスショットもブレてしまっては絵にならない。三脚は少し大きめである程度の重さも必要!軽くて細い三脚は逆にブレの原因になってしまう。もう一つリモートスイッチ(レリーズ)も必ず使うこと!

三脚使用時にあると便利なものがクイックシューだ。雲台にセットしておくとカメラ装着がワンタッチで出来るので撮影現場での手間が省ける。ただし小さいシューは弱さがあるので一眼レフには不向き!やはりある程度の大きさと重さのあるものが安定している。
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モノクロ写真を撮ってみよう!

モノクロ写真はカラー写真のような色彩感のない世界。そのため色によって被写体の個性を引き出すことが出来ません!ただ白から黒までの階調(グラデーション)により被写体の個性を活かすことが出来る奥の深い魅力的な世界なんです。


モノクロ写真は光と影がポイント!

”モノクロ写真は白と黒(明,暗)のコントラスト。光を上手く捉える事で質感や立体感のある写真が生まれる。ここで言う質感,立体感とは凸凹感、,ザラザラ感などの事で平面の被写体よりは凸凹感、ザラザラ感のある被写体の方がメリハリが出てモノクロ写真に向いている。



”モノクロ写真に欠かせないのがグレーの色調で繊細な雰囲気を表現して魅力ある画像を完成させている!一般的にモノクロ写真は白と黒の表現と思われがちですが,実は多くの部分で中間色のグレー色で成り立っていると言っても過言ではない!



”光の強弱、コントラスト,彩度によって画像が変化する。例えば晴天の日の画像と曇天の日の画像を比較してみると光線の存在がいかに重要かが理解できると思います。「太陽光」のような一方向から来る強い光が物体にあたり影を生み、その影が質感,立体感を演出してくれる。



露出補正でメリハリをつける

”撮影テクニックの一つに補正ダイヤルで行う「露出補正」がある。明暗の調整でソフトな感じなら明るめに,重厚感を出したければ暗めに。補正の範囲はプラス、マイナス共に0.5位~1程度が基本値ですが,あとは自分のイメージで変えて撮って見るといいでしょう!

カカシ8 カカシ9 カカシ10
(補正量 左より -0.5  適正 +0.5)
※カメラ設定がマニュアルモードの場合は補正ダイヤルは使えませんのでシャッター速度か絞り値で調整します。例えば絞り値を半絞りマイナスにすると(絞り数字の大きい方へ)ー0.5となり,プラスにすると(絞り数字の小さい方へ)+0.5となります。

補正量については作者それぞれに撮影意図があるのでこれで良いという基準はありません。自分の意図に合ったところが作者の正解となりますがこれも個性表現なんです!
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写真は個性の表現

写真は好きな物を,好きな時に,好きなように撮って楽しむのが自分にとって一番だ!



こんな写真なにが面白いの?と思う人がいるかも知れないが本人はマジ本気だ!



写真は他人の意見はともかくとして,自分の感性と個性を表現できたら最高!



・傑作ができたらプリントしてみる

お気に入りの画像が出来たら次はプリントだ。自分が撮った画像と撮影時に感じた感動をプリントにどう再現できるか?難しいがここにも自分の感性と個性が現れる!

インクには顔料と染料があり,顔料インクはペーパーの表面に付着させるタイプで発色がくっきり出て文字などの印刷物に向いているがもちろん写真にも使える。対して染料インクはペーパーの内部に浸透し鮮やかに発色しますがにじみが出ます。好みですがそのにじみが写真に不可欠である繊細な描写を出す独特の色調効果があるので写真に向いていると思います。

ペーパーもいろいろなタイプがあるが,最初はごく普通の写真用光沢紙が馴染みやすくてよいと思う。厚手とか半光沢とかもあるがそれは色々と使ってみて画像によって決めるとよい。テスト的に使うなら普通紙のスーパーファイン紙でも大丈夫。かなりの再現性があるのでこれもオススメだ!

プリンターも各メーカーあるが互換性を考えると自分はニコンなのでエプソンを使っている。相棒はカメラがキャノンなのでプリンターも同じメーカーがいいそうだ!
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自作プリントは個性的でとても楽しいが,時には外注の銀塩仕上げのプリントも魅力的だ。特に大型プリントは見ているだけで被写体に出会った時の情景が蘇り感動ものだ!

・代表的な大型プリント

四つ切 254x305 大型プリントの一般的なサイズで額装でも場所を選ばずに楽しめます。
安心のネットプリントなら「フジプリ」!
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カメラのキタムラ プリントサービス


カメラ・写真専門店の「カメラのキタムラ」にはスマホプリントをはじめ様々な種類のプリントがあります。一般的なものからワンランク上のクリスタルプリントやラスタープリントなど楽しみが豊富。お気に入りのショットをプリント仕上げにして楽しんで下さい!

・写真は創造して楽しむ奥の深い世界!

写真の世界もデジタル化になってからは楽しみ方が変わった。自分で編集したりプリントして楽しむ事が出来る。傑作が出来たら画像を好きなように編集してみよう!

写真の編集はいろいろと出来るが最初は明暗(濃度)とコントラストの調整を施してみると感じが掴める。濃度調整だけでもかなりイメージが変わる。慣れたら色補正とか選択ツール,ブラシツールなど覚えていくと更に楽しくなります。

カラーなら色の三原色であるYMC(黄,赤,青)の組み合わせで色彩感がガラッと変わる。黄色を引くと赤色が乗ってきたり,赤色を引くと緑色が乗ってきたりするので,赤くなったり,青くなったりで難しいが面白い世界だ。モノクロ写真なら白から黒までの明暗とコントラストの調整で奥深い写真が楽しめる。
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  まとめ ”とにかく撮影を楽しむことが上達への近道

”デジタル一眼レフとモノクロ写真などについて簡単に解説しました。これだけザックリ覚えたら後は実践あるのみでいろんな被写体を好きなように撮ってみる。またアクセサリーを使って撮影の幅をグーンと広げてみると写真ライフがもっと楽しくなります。そして被写体の捉え方が身につけばカラー,モノクロ問わず様々な撮影に応用できあなたの腕前も上達するのは間違いありません!


とは言え基本をしっかり勉強したい方には当ミニサイトおすすめの講座をご紹介します。自宅で好きな時間に勉強出来るので時間のしばりがなくレッスン出来ますよ!


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”ここからは写真屋おやじが経験したことや思いついた事をお話します。

”写真撮影に関してはいろんな意見があるけど最初は難しく考えないで気軽にかまえて撮った方が絶対に楽しい。何かを見て「アッ」と感じたものを好きなように撮ってみることで自分の個性や感性に気がつくことだってある。とにかくいろんな物を楽しく撮影してみよう!



”撮影にあったら便利なものに「脚立」がある。高さ的には50cm位のでホームセンターなどで売っている安いので充分に役に立つ。50cmとはいえ実際に上がって見ると視界がかなり違って見えるんだ!同じ被写体でもアングルが変わると写真も変わるのでやってみる価値はある。

”デジタルカメラはフィルムカメラと違いカードにはかなりの枚数が撮れる。中にはミスショットも出るが明らかなミスショット以外はその場で削除しない方が良い!後でよく見ると中には意外にナイスなショットもあるからだ。編集は帰ってからじっくりとやればいいんだよね。

”暑い日中は写欲も薄れてしまう。面白い光を捉えるには早朝か黄昏時がいい!特に逆光や斜光などで被写体を捉えるとなかなか良いショットが出来る。日中のベタ光線よりはるかに面白い写真が撮れるんだ。それに日中よりは暑くもないので狙い時の時間帯なんだよ!

”写真を撮っていると,この場面はカラーがいいとか、いやモノクロの方がいいとかだんだんと見る目が出来てくる。被写体により向き不向きがあるよね。あとは撮る人の感性によっても変わるんだ。本人がいいと思った画像は他人がどうあれそれが一番。それが個性の表現というものだよ!

”写真撮影はカメラの仕組みをザックリ覚えたらあとは実践あるのみだ!とにかく最初は何でもいいから撮ることだ!カメラだって使っているうちに手に馴染んでくるしそうなると自分の身体の一部になってスムーズに使いこなせる。こうなったらこっちのもんで,あとは傑作品を撮るだけだ!


”写真は孤独なスポーツと言う人もいるが確かに一人で好きに撮影を楽しむのもいい。でもたまには相棒と一緒に行くのも面白い。同じ被写体を撮ってもアングルが違うんだよ。奴が右を向いていると自分は左を向いて撮っているが,これも個性の違いと感じる時でまた楽しい!

”自分のカメラはニコンで相棒はライバルのキャノンでお互い機材を見ながら何かを考えている。奴はこんなレンズを使っているのかと口には出さぬが思っている。が多分奴も同じことを考えているに違いない!互いに機材を見比べるのも楽しみの一つだ!

”先日久しぶりに相棒とあって撮影に出かけ帰宅してからお互いの作品を見比べた。相変わらず同じ場所に行ったにも関わらず視点が違う。これがまた面白いのだが当然に意見も違いたまには言い争いになるのだがこれがまた楽しい時間なんだ!いい年をしたオヤジどうしだが。

”一眼レフはボディの性能もそうだが自分と相棒はレンズにこだわっている。ここはお互いに同じ感じだ。自分は最初からニッコールレンズを使っている。「EDニッコールレンズ」だ。ニコンのレンズは昔から描写がシャープだと言われているが自分もそこに魅力を感じている。

”キャノン党の相棒はもちろんキャノンの「L レンズ」が気に入っているようだ。確かにLレンズの特性であるソフトな描写はとても美しくて魅力的で自分も嫌いではない!一度キャノンLレンズの85mF1.2のレンズを借りて撮ったことがあるが,さすがは「L レンズ」と感激したことがある。




”モノクロ写真も面白い!白と黒そしてグレー色が織りなす描写には心が踊る。光と影を上手く捉えて出来た傑作には相棒と二人で乾杯だ!こんな時は相棒との境目はまったくなくなる。二人とも素直に喜んで美味しい酒を酌み交わすんだ。なんか子供じみているがこんな時間もあっていい!
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”自分も相棒もそうだけど,写真撮影は基本をザックリ覚えたらあとは実践でまずは機材に慣れる事だ。それまでは形式にとらわれず撮りまくったらいいよね!自分も若いころに先輩から「どうせ解らないんだから,何でもいいからとにかく撮れ!」とよく言われたがそれが正解だった。

”三脚について私見を話すと国産でも良い物がたくさんあるが,外国製で使ったのがハスキーとリンホフでパン棒と雲台などの締め付けがとにかく良かった!値段は高かったがその分価値はある。35mmでも望遠系を使うなら三脚は考慮するべきで重さもある程度あった方がいい。

”雲台について言えばやはりパン棒付きタイプ。自由雲台も確かに自由に動いて軽くていいいが安定性と操作性を考えるとイマイチだ。機材にもよるが一眼レフカメラなら縦位置など考えると操作からパン棒付きをオススメする。あと重さもある程度必要だ!

”交換レンズは高いのでそうそう買えない。そんな時に便利なのがフィルター。PLフィルターとかクローズアップレンズなどは重宝する。フィルターを使いこなすと撮影の幅が広がって楽しみが広がる。PLは反射を取ってクリアな画像になるし,クローズアップは接写撮影が楽しめる。


”写真撮影はレンズワークとフットワークが楽しい!撮影をはじめるとレンズの画角によっては近寄ったり離れたり,時には登ったり走ったりで結構体力を使う孤独なスポーツだ。けれども一枚でもお気に入りのナイスショットが撮れていれば疲れも忘れてしまうんだよ!

”好みもあるが自分は写真を撮ってやっぱり面白いのは広角レンズだ。広範囲に撮るのもいいが,それより接近戦がいい!被写体に近づいたらさらにもう一歩近づいて撮ると本当に楽しくてエキサイティングな写真が撮れるんだよ。これは広角レンズのパース効果の世界でマジで面白い!

”趣味の世界ってある意味孤独な面があるよね。写真の世界もたまに相棒と連れ立つのもいいが一人行動の方がいいと自分では思っている。かっこよく言えば「孤独を楽しむ」ってことかな?世の中何かとしがらみの多い世界で,特に仕事がらみの人間関係は面倒くさい!

”撮影機材は価格が高い!デジタルになってから特に感じる。撮っているうちによりいい物が欲しくなるのが人情で誰もが感じることだ。ボディはともかくレンズは安くて暗いレンズから明るくて大口径の物が欲しくなるんだよね!明るいぶんチャンスに強くなるのは事実。

”だからと言って明るいレンズは値段が高いので購入するのも簡単ではない。そこで登場するのが「中古品」だ。自分もレンズは中古品でずいぶんお世話になった。中古品と言っても今ならジャンク品を除けば粗悪品はないよ!ただし購入は信頼のおける専門店にしたほうがいい。




”中古と言っても専門店の品なら間違いない!自分も何度も利用しているので商品に関しては保証出来る。中には保証書付きのものだってあるんだ。それに万が一の時には返品だってできるのでなお安心だ。今まで中古機材購入でのトラブルは一度もないのでオススメ!
中古カメラ・中古レンズの買取・下取はカメラのキタムラ

”若いときはいい写真を撮るにはそれなりの機材が必要になると考えていたけどそれは違っていた。昔のカメラはシャッターと絞りしかなく押せば写る今のカメラとは違って工夫が必要だった。失敗したら悔しいし,成功したら嬉しい!写真ってそんな世界でハマる価値はある。

デジタルカメラも訳の解らないトラブルがある。急に作動しなくなってバッテリーとレンズ外し5分くらい放置して改めてセットし電源を入れると普通に作動することがある。もしこの状態に遭遇したらやってみて!もしかしたらOKかもね!

”写真撮影に関してはいろんな情報があるけど,はっきり言って数多く撮ってる人には叶わない。何でもそうだが経験がとても重要でそれが全てなんだよ!写真撮影もたくさんの経験が感性を生み個性を引き出す。とにかく時間とやる気があるなら何でもいいから撮りまくることだ!

”写真を撮るうえで一番避けたいのは「ブレ」だ。どんなにいい場面を撮ってもブレてしまっては絵にならない!手持ちにしても三脚撮影にしてもとにかくブレが最大の敵になる。特に初心者のかたはブレないよう注意が必要だ!


”ブレを防ぐに一番に有効なのがシャッター速度だ!状況にもよるが出来るだけ高速シャッターでの撮影が望まれる。ただ光源が少ない暗い場所での撮影は高速シャッターは使えなくなるので,そんな時はフラッシュ使用とか絞り値,ISO感度の組み合わせの工夫をしてみることだ!

”写真はシャッタースピードと絞り値の組み合わせでピントの合う範囲が広くなったり,狭くなったりとかシャッタースピードが遅いと走ってる車が流れて写ったり,速いと流れる滝が止まって写ったりとこの兼ね合いが面白いんだ!でもこの関係は大事なのでしっかり理解しよう!

”写真を撮っていると場面によりどうしても一部分を強調したい時がある。そんな時はMモードで狙いたい部分を中央部重点測光で露出を計り撮影するんだ!そうすると狙ったところが適正露出になり周りはそれなりについてくる。これがM測光の醍醐味なんだよね!

”測光方式には中央部重点,多分割測光,スポット測光などあるがそれぞれ個性があり中央部重点は狙った部分中心の露出,スポット測光はさらに狭い部分の露出測光。他方の多分割測光は全体を満遍なく露出測光する機能だ。これも頭に入れたほうがいいと思いますよ!

”初心者が一眼レフカメラを持つならAPS-Cサイズで充分でしょう!フルサイズと比較すると小型で軽量,しかも価格的にも安いので手軽に楽しめる。自分の好きなメーカーを選ぶのが一番良い。最初のレンズは広角から中望遠の撮影が楽しめる18mm~70mm近辺がいいかな!




”自分は今スリックのクイックシュー付き三脚を使っている。これは中型タイプだけど丈夫なものなので気に入ってる。クイックシューも締め付けが良く緩みもないので一眼レフカメラでもバッチリだ。国産ではスリック,ベルボンあたりが良いのではないかな。

”スマホの写真はモニターでは綺麗にみえるけど,プリントには向かない。画素数があってもセンサーが小さいので解像度が悪い。自分もスマホカメラは使ってるがメモ的に利用している。チョット記録しておくには最高に便利で重宝しているよ!

”モノクロ写真の魅力は?と聞かれると「色がないから」答えると思う。色がないとはいえ真っ白から真っ黒までの無段階のグラデーションはある。この濃淡がモノクロ写真の魅力でこれはカラー写真にはない奥の深いモノクロ独特の世界なんだ。

”撮影から帰宅したら機材のメンテも忘れないで下さい。野外撮影では思いのほかホコリがついています。それと今の機材は電子回路が多いので昔のカメラと比較すると湿気とかショックには弱いです。特に湿気は故障の原因になるので要注意!

”機材は大事にするのはいいけど,奥深くにしまい込まない方が良いですよ!通気性の良いバックとか保湿庫などがあれば一番よい。あとは気にならなければ部屋に裸で置いておくのがいいかな!湿度の高い時期はカビなどにも注意が必要で特にレンズは要注意だ!


”中古リサイクル品ではカビのあるレンズをたまに見ることがある。カビは時間と共に増えてくるので要注意!それにショック品だって外観に凹みがなくても光軸がずれていても解るはずもない!だからもし購入するなら専門店を利用するのがいちばん安全な方法なんだ!

”最近はズームレンズが主流になっている。一般の標準ズームならF値は3.5~4.5位の明るさ。ズームレンズに慣れると便利で単焦点レンズは使いずらい!単レンズは軽量,コンパクトでF値も明るいものが多くて良いのだが。明るいズームは重くて高価なので一般的ではない。

”現在のデジタル一眼レフカメラはシャッタースピードとかISO感度が昔から見るとかなり進化している。室内でも屋外の早朝や黄昏時の悪条件下でもかなりの範囲で撮影を可能にしてくれる!考えるてみるとそんなに明るいレンズは必要ないのかもしれない。

”三脚の雲台についてもう一つ話すと,自分のもそうだが水平器が付いていると便利だ。撮影現場に行くといろんな場所があり,平らな地面だといいがそうでない所もある。三脚も必ずしも全部伸ばして使うとは限らないのでそんな時に水平器があると助かるんだよね!

”自分の三脚にも水平器が付いている。三脚は三本足だけど場所によっては二本だけ伸ばして使うこともある。こんな時に水平器があると便利なんだよね!デジタルだから画面のゆがみなどは後でもソフトで修正出来るけど撮影時にしっかりと作画した方がいい。




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